- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103982081
感想・レビュー・書評
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Eテレの猫と過ごされている様子を拝見して興味を持ち読んでみました。静かに沁みるような本でした。
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「この感じ!」
と思ったとき、それをすぐに自分以外の人と共有できる言葉にしたいという欲求が誰にでもあるが、言葉へのその無邪気な信頼や依存によって言葉が実感を裏切る。
それに小説というのは小学校からみんな読書感想文を書かされた経験があったりしたために、読んでいる時間に没頭しないで、「これをどういう風に感想文にすればいいか?」ということを考えながら読むようになってしまっている。 -
表紙に魅かれたけど
表紙を越えなかった -
ネコメンタリーを観て、この本を手に取った。
保坂さんの猫たちへの愛情がひしひしと伝わってくる本。
ネコメンタリーを観た後だから余計に、この方は猫なしには生きられないのでは?まだお元気だろうか?と一瞬不安になるくらい。猫たちを通して見る世界から、生きるという事についての尊さをあらためて感じた。
思ったこと、感じたことをそのまま文章に落とし込んでいるような文体で、慣れるのに少々かかった。
あとがきがものすごく良くて、腑に落ちた。 -
久しぶりに保坂和志を読んだ。
懐かしい文体に懐かしい猫。あのときの花ちゃんの話だった。いつもの時間が流れていた。
あとがき、ありがとうございました。 -
「生きる歓び」を久しぶりに読んだ。やはりとても良い。
作者が花ちゃんとの出会っていなければ、「生きる歓び」も「ハレルヤ」も書かれなかった、というのは考えてみればすごいことだ。