ミタカくんと私

著者 :
  • 新潮社
3.54
  • (15)
  • (13)
  • (38)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 125
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104103027

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公のナミコとちょっと変わり者の母親と弟と、幼馴染のミタカくんとの日々が綴られる小説。
    幼馴染のミタカは「私」ことナミコの家に入り浸りでダラダラと日々を過ごす。ナミコとミタカは仲が良いが、恋愛関係ではない。事件や壁を乗り越える大恋愛ものが好きな人からすると物足りないかもしれないが、自分としてはこのくらいのベタベタしているようでドライな二人の関係が良い。ナミコの言う「恋なんてものよりもっと面白くて大切なものがある」という言葉、関係性に憧れる

  • 特にこれといった事も起きず、日々過ぎて、これからも続く。一緒に旅行して、コクッたのに(笑)
    ボタニカルアート、グリーンフラッシュ。

  • 講義中に40分ほどで読んだ本。
    最近は薄くてすぐ読める本を選ぶ傾向にあります。
    ただ淡々と日常を描いているだけなんだけど、
    すごく幸せでちょっと切ないような空気が感じられます。
    家族っていいなぁって思いました。
    ミタカくんも家族の一員みたいになってて、
    こういう関係は素敵だと思います。

  • あとがきに作者の素の部分が出ていて、
    とても好感が持てた★
    「自作のキャラクター達の会話を考えるのが好き」
    というようなことが書いてあったのだけど、
    ここが1番印象的だった★
    たしかにこの会話であったかい気持ちになりました★

  • 08.05.10

  • 読んでてニヤニヤしちゃう。ほのぼのニヤニヤ。なんだか、心地よい。

  • とりとめない、何気ない日常を綴った、不思議な小説です。

著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×