びっくり先進国ドイツ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 59
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104171033

作品紹介・あらすじ

世界一せっかちで文句屋、徹底した個人主義、戦争嫌いの国民性から、外国人が溢れる国内事情、変りゆくベルリン、東と西の格差、ミュンヘンのビール、絶対に侵すことのできない権利である休暇やドイツ会社悲話など、日本と似て非なるドイツ社会の興味深い話題を、著者自身による楽しいイラストを添えて語る61本のエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りてきた。

  • ドイツに留学していたため、当時を懐かしく思い出しながら読んでいた。
    しかし学生の身だとドイツのビジネスマンと接する機会はほぼゼロであったため、オフィスのしきたりや社会制度について初めて知ることも多く大変興味深かった。
    よく「ドイツ人と日本人は似ている、几帳面で云々…」という言説を時々見かけるが、細かい点を見比べてみると全然違うという事がよく分かる。

  • サッカー2006年W杯開催国のドイツ。
    今年は日本におけるドイツの年でもあり、ますます注目を集めています。
    そんなドイツの日本では考えられない"びっくり"が満載です。
    この本で、プチドイツ留学気分を味わっちゃいましょう。

    【配置場所:図・学生図書コーナー 302.34/KU】

  • ドイツとかドイツ人とかについて。現地に住んでないと分からないような情報とか国民性みたいなものとかが書いてあるんですけど文章も難しくなくて読みやすかったです。ドイツという国が気になってたのでしっかり掴めて良かった。
    そういえば休暇制度とかストライキの話の時に対比でイタリアも出てたんですけど、休暇はドイツと同じくらい(長い人だと約10週間(独) 世界でもトップクラスの長さ)で、ストライキで失われる従業員1000人あたりの平均労働日数はドイツの26倍(130日)ってどんだけ休んでるんだwwwwと思って面白かったです。
    「ドイツの憂鬱」も読んでみたいです。

  • ドイツの見所、生活、社会、歴史認識など広い面から国の紹介がされていて楽しく読めます。
    著者自身のイラストもお上手でわかりやすい。

  • 自分が描いていたドイツ人像と実際はだいぶ違う事がよくわかった。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。
著書に『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』『ドイツ人はなぜ、年「290万円」でも生活が豊かなのか』(ともに小社刊)、『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』(SB新書)、『パンデミックが露わにした「国のかたち」』(NHK出版新書)など多数。『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム奨励賞受賞。

「2023年 『ドイツ人はなぜ、年収アップと環境対策を両立できるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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