ゴランノスポン

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著者 : 町田康
  • 新潮社 (2011年6月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104215027

ゴランノスポンの感想・レビュー・書評

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  • 町田康さんの本を手に取るとニヤニヤしちゃう、
    「また連れてかれちゃうな。」って。

    しかもしかも表紙は奈良美智さん。


    えーと。
    あたしは意地悪だから、『ゴランノスポン』を意地悪目線で、気持悪くなりつつ大変楽しんで読んだ。感謝。

    あー、面白かった。

  • 声を出して笑う文学。落語ですね。

  • 相変わらず意味不明でシュールで脱力系の破壊力満載のポポポ町田ワールド。末摘花、最高。まさに、正露丸トーイ飲んで心が辛いので雲がかかった崖に本物の醤油が垂れている様がよい。って感じ。

  • 短編集。

    現世の成功者みたいなことを真顔で言ってのけるかっけえ楠木正成登場から始まり、ほんとはおまえら全員いやなやつなんだろっうりゃっうりゃっと身体のやわっこいとこを痛いけど拒むほどじゃないくらいの塩梅でつつかれれるような話が続く。

    「末摘花」がすごく好き。源氏物語の末摘花のくだり超現代語訳(笑)みたいなやつ。美人だと思って手つけたらベニバナ(紅花と紅鼻をかけている、鼻の赤い醜女)だったよwwwwwwwベニーちゃん。泣きたい。みたいな妙に軽〜い感じの源氏なのに、最後の一行が「ただわかっていることはまた夏になってまた秋になってまた冬になってまた春になる。僕も死ぬ、この子(紫の上)も死ぬ。帝も死ぬ。みんな死ぬ。それだけだ。」で、げ、源氏ーーーーー!!となる。ほんとに源氏はこんな感じだったんじゃないかと思えてくる。あほみたいに優雅でなんかわらけてくるくらい意味のない生活の中での源氏の愛と諦観。町田さん前世源氏だったんじゃないの。教科書に載せたらいいのに。


    町田さんの本をもっと読もうと思った。脳内暗くて暗くて仕方ないのでかえって口調は謎のコミカルさを帯びておもしろかなしい、みたいな文体。

  • 不思議な作風の短編集。読み終わったあとに何か残るというか。個人的には尻の泉、先生との旅が面白く感じました。

  • ♫俺の存在を頭から打ち消してくれ〜
    なんて言いながらINUの町田町蔵さんは小説家としてしっかりと存在を主張していらっしゃったわけで…
    流石に文章はメシ食うな、つまりパン食う、パンクなのである(そのスジの方にはおわかりかとw) なんで歴史物?との疑問も牛若丸に端を発する個人的な趣味だな、面白いけどあんまり巫山戯て弄るなよなどと思ったりする。
    他の今風の作品は総じて良い、実にシュールで実にエモい。
    なかでもイチ押しは「一般の魔力」、薄田併義をどう読むのかはわからなかったのだが…どなたか教えて下さい。
    と言うことでこの本の感想はゴランノスポン…Sirでお送りしました

  • 同時に読んだバイ貝の方が面白かった。なんか、以前のようなヤケクソ気味に発する負のエネルギーが無くなって単なるネガティブになった感じ。

  • この作家の頭の中を覗き込んでみたい・・・

  • 久しぶりに読んだ町田康、やっぱりぶっ飛んでる。

    目の前でちゃぶ台ひっくり返されるような、

    そんであとは片付けといてねって置き去りにされるような、

    爽快感と恍惚と混沌と不安と。

  • 人間の愚かさに斬り込むような短編集。
    世にも奇妙な物語を観ているようなシュールさだけど、
    落語調の町田節のおかげで軽やかで滑稽。

    「先生との旅」に出てくる「日本中世におけるポン引きと寺社権門・DJスタイル」には
    「なんだよ、それ!」と思わず吹き出してしまった。

    町田康の小説×奈良美智のイラストというだけでときめく。

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それは誰かの物語ではなく、あなたの物語である。現在を映し出し、私が写し出される、六年ぶり待望の短篇集。

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