遠い宮殿: 幻のホテルへ

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104415014

作品紹介・あらすじ

憧れのホテルを目指し、僕はインドへ旅立った!観光ではなく、「そこに泊まる」ために世界各地を旅する作家のスピード感あふれる長編旅行記。

感想・レビュー・書評

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  • インドへ旅行するなら、一度は読んでおくべき本。
    建築家の作者が、インドで、泊まりたいホテルを目的地にして、旅をした際の旅行記です。
    インド人や短い間で出会う人々との交流も描いています。
    特に、インド人の『多くを持つ人からもらい、持たない人に与える』精神は、
    日本人には新鮮かも。

  • インドに旅したくなる本。

  • 建築家で、B’Zの稲葉さんのいとこでもある著者が、インドの憧れのホテルを目指して一人旅をしたときの旅行記です。今は紛争で危険な地域にも旅しています。自分はインド旅行をする前に読みました。インドの混沌としたカンジや、インド人の「お金持ちからは貰う、弱者には施す」といった様子を書いたエッセイは、旅行中もナルホドと思うところがありました。読み物としても面白いですよ。

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著者プロフィール

東京工業大学建築学科卒業。一級建築士。建築家を経て98年、旅行記『まだ見ぬホテルへ』で作家・写真家としてデビュー。長編旅行記『遠い宮殿』でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞。500軒以上の名建築といわれる宿に宿泊取材し、写真集、小説、児童小説を刊行するなど活動領域を広げ、日本建築学会文化賞受賞。取材開始から15年を経て刊行された本書『ホシノカケラ』は、児童小説『サクラの川とミライの道』、写真集『津山 美しい建築の街』と共に、著者ゆかりの街・岡山県津山市を題材にしている。他にノンフィクション『夢のホテルのつくりかた』など著書多数。

「2023年 『ホシノカケラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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