やなりいなり しゃばけシリーズ 10

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1796
感想 : 233
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507146

感想・レビュー・書評

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  • ゆんでめての名残がチラッとあって良かった。からかみなりは藤兵衛に興味なさすぎて読むのに苦痛を感じてたら最後藤兵衛ー!!ってなった

  • しゃばけ (2001年)
    ぬしさまへ (2003年)
    ねこのばば (2004年)
    おまけのこ (2005年)
    うそうそ (2006年)
    ちんぷんかん (2007年)
    いっちばん (2008年)
    ころころろ (2009年)
    ゆんでめて (2010年)
    やなりいなり (2011年)

  • 今回は、冒頭にお料理のレシピがあるのが楽しかった。
    上橋菜穂子さんの守人シリーズもしかり、美味しそうな食べ物の描写があると、読書もより楽しくなるのはなぜかしら。
    本作からは守狐がより個性豊かに登場するようになり、また魅力が増えた。ふさふさのしっぽを触ってみたい。
    藤兵衛は妖に疎くて面白いし、おおらかなおたえさんと合わせて素敵なご夫婦。
    あましょうは、最後に泣けた。若だんなには、仁吉や佐助のためにも、長生きしてもらわなくっちゃね。

  • しゃばけシリーズ10作目。短編集。
    料理本の要素あり。
    あましょう、よかった。友情って深い思いって、改めてすごいと思った作品でした。

  •  お江戸では恋の病が流行したり、噺の下手な幽霊が現れたり、雷の子が落っこちて来たり、大騒ぎです。
     最後の「あましょう」は泣いた。

     今回は文頭でレシピの紹介あり。
     やなり稲荷、食べたい。

  • 料理のレシピがたくさん載っていて面白かった。

  • 大好きだったしゃばけシリーズだが、
    少し、だれてきたかなー、と文庫買うのもやめてたんだが、
    久々読んだら、面白かった。
    おお、なんかしゃばけ~。
    どたばた妖怪たちに、ほんわり若だんなに、若旦那以外
    どーてもいいですな、佐助と仁吉。
    相変わらずな面々に、巻き起こる騒動は、ほんわりしたりしんみりしたり。
    最初の橋姫のおはなしは、物悲しかったです。
    あとで、橋姫をなだめるのに大黒様やら布袋さまやらが
    大変な目にあってたのが笑えたけど。
    そして、一番じ~んとしたのは、
    やっぱ「一太郎は逝くなよ」ですなー。
    いやあ、面と向かってなかなか言えないセリフだよなあっとも思うのですが、それほどに、一太郎の存在が危ういものである、とも。
    うう、栄吉いいやつや~。
    おイモのお菓子は褒められていたみたいだし、
    菓子職人としてもがんばってるんだなあ。

    そうそ、ひとつひとつのおはなしの冒頭に、
    ちょっとしたレシピつきなのも楽しかった。
    しかし、表紙の仁吉が若旦那に飲ませようとしている
    薬は、ちょっと、色がヤバイです。

  • レビューでの評判があまり良くなかったので、おそるおそる読んだが、普通にいつものしゃばけワールドだった。ほろっとする話もあり、よかったと思う。

  • 料理レシピから始まる物語が良かった♪

  • 【しゃばけシリーズ10】
    ゆんでめては馬手の道。
    やなりいなりは弓手の道。

    若だんなと屏風のぞきのなんとなくの思いが面白い。
    人生の分かれ道。
    そんな分かれ道はいつも私のそばにあって、こんなふうに人生って変わってるんだろうなぁ。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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