ふむふむ: おしえて、お仕事!

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104541072

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID:21102773
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  • ≪内容覚書≫
    三浦しをんが働く女性にインタビューする企画。

    靴職人・ビール職人・染織家・活版技師
    女流義太夫三味線・漫画アシスタント
    フラワーデザイナー・コーディネーター
    動物園飼育係・大学研究員
    フィギュア企画開発・現場監督
    ウエイトリフティング選手・お土産屋・編集者

    ≪感想≫
    いろんなお仕事があるもんだ、と。

    好きなことを仕事にするのは大変だけれど、
    やはりその分輝いている人が多いと思う。

    中・高の進路指導は、
    こういう本を読ませた方がいい気がする。
    安易に大学行かせたり、専門学校行かせたりと、
    進学率重視な指導はどうなんだろう。

    進学しなくたって、ほら、
    こんないろいろな生き方があるんだよ、と、
    もっと見せてくれる世の中に、
    なってくれるといい。

    長子に世襲させて、次子は奉公に出して、と、
    江戸時代まで、親がこどもの就職の世話してたんだから、
    今の世の中だって、やりたいことは何?って質問攻めにせず、
    大人が適性を見て、あんた、これやってごらん、と、
    いろんな職業やらせてみればいいんじゃないかしら。

    職業に対しての興味をあおれるこういう本が、
    もっと増えて欲しいと思った。

  • それぞれの異種の職業への
    しをんちゃんのふむふむ。
    インタビューの中で、あえて
    自分を抑えてインタビュアーに
    徹しているしをんちゃんだが
    相手が言った一言に、猛烈に
    反応している姿がみられると
    あ、そこツボだったのね(笑)
    と、温かく見守ってしまった。

  • 三浦しをんが靴職人やマンガアシスタントなど、15の職種の女性たちにしたインタビューをまとめた本。色んな職業の女性が、それぞれが自分の仕事に誇りを持って働き、どうして、どうやってその職についたかなどがわかって楽しかったです。もう少し詳しく知りたい職業もあり、物足りない部分も少しありました。しかし皆さんなるべくしてその職業についたんだな、としみじみ。

  • このテの本がだいすきだ

    人生の大半の時間を費やすのが『仕事』だからこそ、誇りとやりがいを感じる職につきたいなあ〜
    といつも思う。

    そして誇りとやりがいを
    感じながら日々働く人は
    とってもかっこいい。

    顔も知らない人達の
    情熱と誇りによって
    自分の快適な生活が保障されてるんだと思うと
    ただただ頭が下がるばかりです。

    この本のコンセプトもとても賛同できるものだった。
    しをんさん、
    やっぱりすごい!

  • 三浦さんのエッセイの中では比較的落ち着いているのはなんでかな、と思っていたら、
    インタビュー形式であちらの方が語っているからです!
    なるほど!!!!!!
    でも面白いですよ、いつもは本当に「fun」の楽しみ方をしていますが今回は「intereseting」です。


    関係ないですけど、えすとえむさんはどうしてホモ描かなくなってしまったん?

  • さまざまなプロフェッショナルな女性のお仕事を三浦しをんさんがレポートする本。yomyomに連載されていた対談集です。
    20代から30代の女性が多く紹介されています。
    同世代だからか自分と引き比べてしまい、紹介されている女性たちの努力や行動力に圧倒されて、少し打ちのめされました。
    もう少し頑張ってお仕事しないとな……、という気分になります。

    読んでいて楽しかったのは、動物園飼育員の方、と発生学を研究されている研究者の方。理系の方はシンプル。ただ好きだから、って姿勢はとても憧れるなあ。

  • ビール職人の方のお話があります。

    ウエイトリフティング選手スナッチ、クリーン&ジャーク

    あぁ、福耳大仏ボールペンがほしい…。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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