ゴールデンスランバー

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104596034

感想・レビュー・書評

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  • 1600+税 橋本図書館

    これはロックだな、ロックだ

    ヒップホップは聞くなよ


    ネット情報運ぶか物を運ぶねーんだよだからもっと運転手を有すべきじゃないかな?

    人間の最大の武器は習慣と信頼だ。森田森吾

    晴れた日にどこか遠くで大変な目に遭っている人を想像してしまう

    シンドラーのリスト 迫害

    警察つったって、個人個人は普通の会社員とかわらねぇなら、いきなり撃ったりなんてできねぇし、しょせんは、指示待ちだよ 岩崎英二郎 バイトの先輩 ロックの人

    動物ってのは大きな声とか音が聞こえたらそったをきにするようにできてるんだ。危険がないかどうか、そっちを見らずにはいられない。


    よし、おまえたち、賭けるか?俺の息子が犯人かどうか賭けねえか?
    名乗らない、正義の味方のおまえたち、本当に雅春が犯人だと信じているのなら、賭けてみろ。金じゃねえぞ、何か自分の人生にとって大事なものを賭けろ。おまえたちは今、それだけのことをやっているんだ。俺たちの人生を、勢いだけで潰す気だ。いいか、これがおまえたちの仕事だということは認める。仕事というのはそういうものだ。ただな、自分の仕事が他人の人生を台無しにするかもしれねえんだったら、覚悟はいるんだよ。バスの運転手も、ビルの設計士も、料理人もな、みんな最善の注意を払ってやってんだよ。なぜなら、他人の人生を背負ってるからだ。覚悟を持てよ

  • 伏線の回収が上手い!
    ハッピーエンドって訳ではないがとてもよく出来た話でした

  • 伊坂さんの作品の中でもかなり伏線回収がすごい。大変よくできましたって感じ。

  • 星5にかなり近い4

    とても好きな作品伊坂幸太郎だし、話も長いだけじゃなくてちゃんとおもろい。

    ロックの人好き

    お父さん好き

  •  とても面白い。ガラケーの時代の別の近未来で超監視社会になっていいて、主人公がケネディ暗殺事件のオズワルドみたいになる。しかしオズワルドのように犬死はせず必死に抵抗する様子が涙ぐましい。

     特に廃車を動かす場面が感動的だ。連続殺人犯もよかった。整形で不細工になるのは市橋みたい。物語を素直に受け止めず、粗や穴を探して読んでしまうのだけど見事な作りこみで全然白けない。

     映画化されているので、どんな映画になっているのか見てみたい。

     本屋大賞の本は『東京タワー』以来の2冊目で、伊坂幸太郎さんの本は阿部和重さんとの共著である『キャプテン・サンダーボルト』以来だ。

  • 伊坂幸太郎作品の中で一番好き。

  • ジョージ オーウェル『1984』の“ビッグ・ブラザー"や、
    現代中国の中央政権による監視社会を彷彿させる、セキュリティポッドの監視下に置かれた仙台で、首相が暗殺された。

    何か大きな組織の陰謀により、犯人に仕立て上げられた青柳は、あの手この手を使って、逃亡を試みるが。。。


    現在から過去へ、過去からさらに過去へ、場面が変わったことに気づかないほど、自然な流れで、物語に引き込まれます。

    後半の半分は、気づいたら一気に読み終えていました。

  • 主人公、登場人物との関係性、伏線の回収は見事で飽きることなく読み進めることができた。

  • 何者かによって首相暗殺の容疑者にでっちあげられた男の逃走劇。旧友との間に感じる違和感・次々に発砲してくる警官・市内に広がる警備システム。
    次々と現れる”協力者たち”は本物か?罠か?
    疾走感があり、どんどん先を読みたくなる作品です。

    友情、愛情、好奇心、優しさ、人は人に支えられていることを改めて実感できました。あなたは自分の関係者を信じて助けられるのか?また自分は周りに助けられるように生きているのか?考えてしまう物語でした。

    展開としては、視点を変えることで時間軸をずらし、伏線とその回収を絶妙に行っていました。どんでん返しではないが、伏線の張り方も明快でこの部分が後々役に立ってくるのか!というつながりがたまりません。

  • 娯楽小説という割にはハッピーエンド感はなく、真相もわからず、スッキリしなかった。追われているときのスリル、臨場感、オチのネタは良かった。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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