さよなら、スナフキン

著者 :
  • 新潮社
3.13
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本棚登録 : 184
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104617012

感想・レビュー・書評

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  • リアルでいそうな主人公だけど、なんか現実味がないというか・・・・
    読んでてイライラするところもあり。
    ただ、テンポがいいのでサクサク読めた。

  • 前半の主人公のダメ人間ぷりが、「あるある」と共感できてしまう。
    ラスト、主人公は自分が自分に付加価値を付けようとしていた間に、クラスメイトたちは成長していた事を感じつつも、
    うじうじ後悔したり焦ることなく、自分がスナフキンになろう、
    と決意する。爽やかで、自分もまっすぐ歩いていこう、と思えました。

  • 山崎せんせいの本は読みやすくて好きだったんだけど、コレは…うーーん、いまいちでした。


    シャチョーが大瀬崎に課した宿題とか地図書きとかが、もうちょっと意味のあるものだったらなぁ。なんか深読みしすぎてたので、結果大した意味はないってのに「えーーー」ってなりました。あともうすこしシャチョーが痛めつけられるような終わり方にして欲しかったかな…恋してたにしても酷い男すぎだろ、シャチョー。
    ラストも、それこそココからだろ?ってとこであっさり〆られててなんか尻すぼみ。

    そして何よりタイトル…。
    タイトル素晴らしい割りに~~感が本当に残念です。スナフキンという固有名詞はそう簡単に使っちゃいかん!!
    連載時の「~スナフキンを探して」のほうがまだ許せる…。

  • 3浪した主人公がブラック出版社でアルバイトを始め、ライターになっていくお話。
    自伝な気がする。
    そこそこ。
    くすっと笑える箇所が多い本。

  • (2009.9.6.)

  • 読み始めは、自分に自信のなさ過ぎる主人公にイライラし、仕事のできるシャチョーをすごいな、と思いながら読み進めていたのですが、後半はそれが逆転。
     
    傍若無人でやりたい放題のシャチョーにイラッとし、逆に主人公には自分を重ね合わせてしまって、しみじみしてしまいました。
    私もこの子と一緒だなあ。

    自分の価値っていったいなんなんだろう。
    誰かに必要とされたい、と思うのは誰でも一緒だと思うんだけど。

    主人公の思考の変遷には興味も持てたし、自分と重ね合わせて色々考えてはみたけど、全体としてはなんだかよくわからなかった。

    登場人物の魅力もかんじられなかったし・・・・。
    ちょっと残念。

    ただ、非常に文章が軽いので、さくさく読めます。

    結局は、一思いに飛んだりせず、地道にこつこつ生きていくのが一番なんでしょうかね。

  • うーん、あたしには合わなかったです。考え方が違いすぎるし、読んでてイライラしてしまう。

  • 序盤、面白そうだったけど、後半失速。

  • おもしろかった。大瀬崎のがんばりに感動。現代的で、共感のできる内容だった。

  • 2008.4
    ちょっとダメな女が流されながらも、迷いながらも自分の道を見つけ、歩んでいく成長ストーリー。
    ダメ男の話は好みだけれど、ダメ女の話は笑えないのは、自分もそうだからか。
    軽妙なタッチでさくっと読めます。

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