- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104669028
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
するすると入ってくる文章なんだけど、心に残るというわけでもなく。
-
ロバートクワィンが出てくると知って読み始めたら、表紙のような淡い物語の中に時折出てくる哲学的な言葉と乾いたようなユーモアに魅かれた。
-
久々の絲山先生ー?前すごく好きでひたすら読んでたのに今日はあまりヒットせず…刺激が欲しいんだな、いまのあたしは。笑
-
【エスケイプ】時代遅れの職業革命家として20年を過ごした和臣。一念発起、運動から抜けて、妹の運営する託児所で働くことに。その前の一週間、思いついて京都で過ごした日々のストーリー。にしても、心の中は饒舌。人生こんなはずじゃなかったと嘆きつつも、すこしずつ「普通の」日常に喜びもみいだしていく。探してたエスケイプ /ジョディ・ハリス ロバート・クイン がきっかけで、神父と知り合い。「おれのレコ探しと革命の歴史。どっちもゴミだった」、居候として転がり込み、その正体がわかっても、簡単には切り捨てることができずに。 /9・11がなかったらおれはあのままだったかもしれないな。(略)自分がラディカルでもなんでもないことに気がついちゃったんだ。/神なんかより、近所の人の方がよほど神父のことを愛しているような気がするのはおれだけか。 /そして、長い間音信不通の双子の弟を探しつつ、その痕跡までは辿れて、と。 /【アブセント】こちらは、ついぞ交わらなかった、双子の弟の話。お互い、どうしてるかなと思いつつ、交わらない二人。関係をハッキリさせたい同棲する彼女をのらりくらりかわし、結局腹を決めて休みを取り実家へ行くことを決めるも、旧友の死を契機に京都行きを優先しら。 /気がついたらここにいた、という感じしかしない。そしてその感覚は大事だ。 /人間ってバカなことで死ぬもんだな、と思う。/最後の、まだ休みは残ってる、に、含みをもたせつつ。どちらも余韻を残した終わり方。
-
逃げ続けるということは、ずっと自由になれないということなのかもしれない。
-
俺が、妹の職場で働くことになって、それまでのがあと1週間。1人旅の物語。
-
双子と同い年だなぁ。
-
2015 1/8
-
双子が好きだなァ!面白いようで、イマイチ!