- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104734016
感想・レビュー・書評
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息子の失踪と恋人の事故死。そこに関係は?という展開。後味の悪い話なんだろうなというのは、タイトルから察することができる。亜沙実の過去は陰惨で恐ろしかったが、ホラーサスペンスと銘打つには物足りない気が…。読了後自分の中に何も残らなかった。人生経験が浅いからだろうか。誰にも共感できなかったし、誰も好きになれなかったし、誰も憎み切れなかった。主人公の関係者の話なのに、主人公がどこまでも無関係っていう虚しさが残るかな。
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一気に読みあげてしまった。
作者の文章力はスゴいの一言。
新聞の書評にあったとおり
「後味の悪い」内容。
細かすぎる文章だけに
オチが浅すぎてちょっと残念。
ただ、最初と最後で
全ての登場人物の印象が180度変わる。
結局、人って
良い部分と悪い部分を持ってんのね。 -
本屋に寄って、題名が気になって買ってみた。
読んでみたけど、いろんな出来事がたらたらと書かれていて、不変って感じ。でも予想もしないことも結構あって面白かった。 -
こういう事が実際起こっているのか?と考えると、途中で吐きそうになりました。
しかし、その暴漢に襲われる描写部分を除けば、続きを知りたい読みたいと最後まで読みたくなる作品でした。
アサミのような壊したくなる守りたくなる人…実際いたら一体どんな人だろう。服部さんて、憎めないわ。 -
本屋に行ったときに、見かけたので、とりあえず借りてみた。
次から次へと出来事が起こるんだけど、最終的には、
これで終わり...みたいな。
何か、イマイチかなぁ、ワタシ的には。 -
面白かった!初めての作者さんだったので新鮮だったのかもしれないが失踪の謎が全く検討たたずでどんどん先を読みたくなった。
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ユリゴコロをよんだあとで、著者にすごく期待感を抱いてしまってから読んだので、なんとなくキレが悪い感じがした。
でも十分面白い。
先にこちらを読んでいても、この著者の本を読もう、と他の本に手を伸ばすことはしたと思う。