仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104761012

感想・レビュー・書評

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  •  日本人の「本音と建前」「公・私」という二面性の使い分けが、自分らしさとそうでない自分とに分断してしまい、自分を偽っているのではという葛藤を生んでしまう。一方、イギリス人の「ひとり3役」という、仕事、生活、プライベートを軸に人を3つに分けることで、分割するのではなくバリエーションを持たせ、自分の中の多様性を認めることで、豊かな人生を送ることができる。
     
     「人間はただでさえ、あやういバランスで生きています。
     3つのバランスを忘れ、仕事人としての自分が100パーセントになってしまったら、人生は簡単に破綻します。生活者、そして個人としての愉しみが仕事と同じだけなければ、人の幸せは長くは続かないからです。」

     仕事を中心にしてしまいがちな生活を見直し、もっと豊かな人生を送るためにも、生活者としての自分や、個人として女性としての自分も大切にしていきたいと思う。
     

  • 要領がよくない自分には難しい点もあるけど、参考になりました。
    イギリスっていいなぁ(^_^)

  • なんだか、ぱらぱら本屋でしていたらちょっとすっきりしたけど、三に割れるものが私にはないとがっかりしたが、じゃーそれを作りゃーいいじゃないかとしゃっきりした。

著者プロフィール

自ら取材、撮影をもとに書いたイギリスのエッセイの他、住宅論、日英文化論、恋愛など多岐にわたる。 住宅ノンフィクションでは、東京都下にイギリスで見たコテージ風の家を建てた「戸建て願望」(新潮文庫)。 「老朽マンションの奇跡」(新潮文庫)、「よみがえれ!老朽家屋」(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『いつか一人になるための家の持ち方 住まい方 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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