チャップリン自伝

  • 新潮社
4.29
  • (4)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105050016

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 衣装部屋へ行く途中、私はふとだぶだぶのズボン、大きなどた靴、それにステッキと山高帽と言う組み合わせを思いついた。だぶだぶのズボンにきつすぎるほどの上着、小さな帽子に大きすぎる靴と言う、とにかく全てにチグハグな対象と言うのが狙いだった 孤独とは嫌なものだ。なんとなく悲しいものであり、とても魅力や興味の対象にはならぬ。人はそれに、かすかではあるが、引け目を感じる。と言って、程度の差こそあれ、孤独と無縁な人間はいないはずだ

  • どんな人物かあまり知らなかったけど幼少時代の貧乏な暮らしや有名な独裁者の作成やアメリカを捨てた話などなかなか面白かった。

  • 喜劇王チャップリンの半生を描いた小説。フランクリンの自伝も読んだけど、やはり成功者には若いころに貧乏で苦しい生活を送っていたことが多いのかな(ただ単に物語的な美しさでそういうのが多く読み継がれているだけかも)。まぁチャップリンの静を動に変えるというか、それまでの映画という枠組みを超えた表現を生み出すまでの過程が描かれていてためになった。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/TW00006657

  • 極貧の時代から成功をつかむまでの日々を淡々と綴った自伝。特に幼少時代の貧しさは想像を絶するものがあり衝撃を受けます。ハングリー精神とはまさにこのことを言うのだろう、と思わされます。

    家族の大切さ、逞しく生きること、社会の渡りかたに対するまで、数多くの教訓が含まれています。

全5件中 1 - 5件を表示

チャールズ・チャップリンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×