沈黙の春

  • 新潮社
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105197032

感想・レビュー・書評

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  • 化学物質による生態系破壊を訴えた本。一方で、この活動によりレイチェルは大虐殺をしたという見方もある。DDT(農薬の一種)廃止のメリット・デメリットを通して、もう一度環境や化学物質の扱いについて考えるきっかけにしてほしい。

  • 真実を知ることは、本当に苦痛だ。
    私がしたことじゃない。
    でも、
    私たち人類がしたことだ。
    ニンゲンは自分がしたことを、
    目を閉じずに見つめなければならない。

    この本、
    一度それで挫折している。
    最初は、死の羅列が耐え難く。
    今度は己らの罪の重さが耐え難い。

  • 死屍累々… 人間が、自分自身が犯してきたことが 書かれている本。この本が出版されて だいぶんたつけれど 現状は好転しているとは言い難いし、元に戻すには限りない時間が かかるだろうと思う。
    汚染された大地を綺麗にするのに どのくらいかかるのか ぞっとするが 放射線なら、さっさときれいに出来るものなのか?とも昨今思ってしまう…

  • 大学推薦図書、池上彰 世界を変えた10冊の本より


    No.7

  • 高根 夏美 さん推薦

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00047532

  • 農薬などの化学物質が環境に与える影響を最初に警告した書で、環境問題の古典として読み継がれている名著。
    「環境汚染」が毎日のメディアで踊る今だからこそ、読んでもらいたい一冊です。

  • 持ち歩くにはハードカバーの単行本は重くて大きいので文庫版を借り直しました。

  • 少し内容が古いのだろうけど、読んだ時は強い衝撃を受けた。現代では基準/規制の上で使用される農薬の歴史をヘビーに書いてる。

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著者プロフィール

レイチェル・カーソン:1907-64。アメリカの生物学者。研究の傍ら、大ベストセラー作家に。1962年公害問題を『沈黙の春』で厳しく告発、環境問題の嚆矢となる。『センス・オブ・ワンダー』は1956年に雑誌発表、未完のままに死後単行本化された。ほか著書に『潮風の下で』『われらをめぐる海』『海辺』などがある。

「2024年 『センス・オブ・ワンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

レイチェル・カーソンの作品

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