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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105205027
作品紹介・あらすじ
70年代、一人の青年がアメリカを旅立ち、インド、ネパールを放浪し、日本へやってきた。名前はランサム。京都で空手の修業にはげむ寡黙な彼が求めていたものは何か、その秘められた過去が語るものは…。70年代の若者の精神の漂流、そして宿命を、日本を舞台に描いた、ニュー・ロスト・ジェネレーションの作家の自伝的作品。
感想・レビュー・書評
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アメリカ版団塊の世代とでもいうべき作家群のひとり、マキナニー。舞台が70年代の京都というところが興味深い。サイコロジカル(ファッションではなく)なヒッピーたちが東洋の精神世界に惹かれた時代の雰囲気がよく伝わってくる。
ラストは壮絶で、爽やか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都に滞在し空手道場も通うアメリカ人。企業で英語研修の講師をする
人事部の人間からのクレームに
英語がわからない振りをする
マックの前は通らない
銭湯で臭いと言われる
従兄弟の女性への日本人の視線
最後は加茂川で外人武道家に殺される。マキナニも学生時代奨学金で日本に長期滞在している
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