琥珀の望遠鏡 (ライラの冒険シリーズ (3))

  • 新潮社
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本棚登録 : 411
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (678ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105389031

感想・レビュー・書評

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  • 悲しいなぁ…。ライラとウィル…。<br>
    07'3'14

  • 本当に児童文学?と思ってしまいます

  • ライラとウィルの心がどんどん近づいていく。それなのに…人間、何を1番大事だと思うかってことは、ものすごく大切なことなのね。夏至が近づくとライラの決心を思い出して涙するのでした。そしてもう一組のカップル、アスリエル卿とコールター夫人の壮絶な戦いっぷり。こちらも感動です。

  • 一気に読んでしまいました。3巻とも。現実に戻るのが大変だった。

  • 来ましたよ…そうですよ3巻ですよ!あぁあ、ウィル、ライラーっ!!悲しい巻だよ。うん、とりあえずそれだけ言っておこう。

  • ついに完結!
    死の世界にまで踏み入ったライラ。ちょっと大人にライラ。
    最後はちょっぴり悲しい結末になったけど、読み応えはたっぷりで大満足。
    ファンタジーの要素がたくさん詰まっていて、加えて科学っぽい話、神学の話も混じってスケールの大きい物語だったな。
    映画化が決まってるようなのでどんなものになるか楽しみ♪

  • 未読

  • 【※ネタバレあり】

    ●そう来たか・・・!
    読みながら、そうか、そう来たかあ、と感慨に耽ってしまったのでした。
    アンチ・ナルニア国物語って言ってもいい?
    きっと、そう思ったのは、私だけじゃないはず。
    ともかく、単なる児童文学(やジュヴナイル)の枠にはまりきる作品ではなかったです。
    なんたって、この大風呂敷ぶりがたまらない。
    SFかな、とも思ったのですが、やはりファンタジーの枠組みでしょうか。
    ストーリーの展開もいい見せ方ですが、にしても世界設定は秀逸でした。
    や、単に私が平行世界モノに免疫がないだけ・・・?

    ●キャラ設定はどうにも陰鬱。
    第2部から登場する少年ウィルは、長い間一人で生きる宿命を担い続けて来たおかげで、強靭ながら影を背負わざるを得ない性格に育っています。
    端的に言えば、可愛げがない。
    しかし、ライラといいウィルといい、子供らしい可愛げなどがあっては、世界を救うことはできないんですね。
    また、そんなガキなんぞに救われたくもない。
    むしろ、ある意味で、二人の自立した精神は、大人の持つものなのかもしれません。

    ●その一方で、二人を支える脇役たちの何と魅力的なことか。
    彼らは、見た目も精神も均衡の取れた真の大人です。
    勇敢で、責任感を持ち、情に流されないが義に篤い人々。
    けれども、もっとも魅惑にあふれるのは、狡猾で卑怯なライラの両親たちです。
    おのれの欲することを知悉し、また、その欲望を成就するためには手段を選ばず、そしてそのための英知と度胸と判断力と、なにより強靭な意志を持つ、アスリエルとマリサ。
    二人は、通常の親子の情などにはとらわれません。
    仮に情が湧いた時でも、別の特異な形で現れます。
    この二人が物語の裏の主役なのだといっても、過言ではないと思います。

    ●子供に読ませておくのはもったいない小説。
    某大人気魔法使いシリーズにハマれなかった人に。

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