ヴォルテール、ただいま参上! (Shinchosha CREST BOOKS)
- 新潮社 (2015年3月31日発売)
本棚登録 : 112人
感想 : 23件
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- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105901172
感想・レビュー・書評
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ヴォルテールもフリードリヒ大王も「名前は知ってる」程度やとちと辛かった。例えば日本の戦後武将くらいにこちらにプロイセンの宮廷人についての知識があればまた違ったかも。
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フランスの誇る思想家ヴォルテールとフリードリヒ二世の丁々発止の駆け引き…のはずなんだけどいまひとつピンとこなかったです…。ミシェル城館の人と比べたくなってしまうなぁ。
ヴォルテールの愛人だった才媛、シャトレ公爵夫人・エミリードシャトレがいちばん魅力的だった。彼女が主人公の小説があったら是非読みたい。 -
基礎教養が無いと、笑えなかった。
ただ、本当に運上人の発想というか、愛人の権利や宗教との兼ね合いなんていうのは、日本に住む私には知らない世界なので、それが当たり前に描かれているという意味では面白かった。
くどくない描写だから読めるのだろう。
ただ、やっぱり基礎教養無いから理解するまでには、ワンテンポ遅れる。