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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106003134
作品紹介・あらすじ
歴史がすぐそこで動いていた時代があった。主婦や女優、あるいは娼婦として、平凡に、無名のまま一生を送るはずだった四人の女たち。革命によってドラスティックに変化させられた、それぞれの"女の一生"。
感想・レビュー・書評
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およそ普段語られることのないであろう、フランス革命においてはマイナーに入る4人の女性の紹介。当時政治に女性が関わることは冷たい目で見られる中でそれぞれの信念を持っていたことがわかる。15〜20年におよぶ革命は1年違えば状況も全く変わるため、少し違えば処刑されていなかっただろうとも思うし生まれるのが早すぎたというのもあるかもしれない。
※昭和61年発行なので今は更に研究が進んでいるのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ著者の中公新書「物語フランス革命」からの流れで手にした本書。ここではテロワーニュ・ド・メリクール、ロラン夫人、クレーヌ・ラコンブ、タリアン夫人の革命期を生きた4人の生涯がドラマチックに紹介されています。この時代の女性といえばギロチンの露と消えたマリー・アントワネットが有名ですが、こんなにも魅力あふれる人物が他にもいた事を知れてよかったです。ただし、やや劇画的な書かれ方なので読み物としてはとても面白いのですが、これらを全て史実と受け取るには少し厳しいかと。子母澤寛の新選組3部作を読むような感覚でした。
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