兵馬俑と始皇帝 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106004872

作品紹介・あらすじ

またたくまに戦国の世を統一し、わずか十五年で滅び去った「秦」。万里の長城建設、不老不死の薬を求めての数度の巡幸、悪名高き焚書坑儒、苛烈な支配…。兵馬俑二号坑発掘の取材を切り口に、荊軻の暗殺未遂事件や、呂不韋、子楚、李斯、趙高ら、有名な人物を登場させ、歴史のうねりを描く。さらに専門家による始皇帝の精神分析をまじえ、二千年以上の長い眠りから覚めた一大帝国の一端と、強大な権力を誇った皇帝の実像に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 西安にいって、兵馬俑をみたあと、読みたくなった。ちゃんと読んでからいくべきだった…一つ見なかったものがある気がする。でも、本物みて、興味がわくって、大事だな―と思った。見たあとで、これを読んで、いろいろ分かる気がする。
    本は少し古いけど、上手にお話として書いていて読んでおもしろい。本当かな?と思うところとか、研究的にはどうなのか、っていう記述はあるのかもしれないけど、はじめに手に取るには良さそう。
    咸陽(かんよう)という空港のある場所も、今は少し観光地なのだろうか。もう一回、西安いきたい。

  • 新聞記事の再編集という感じだが、現地の取材情報が中心なのは資料的価値はありそう。ただ、著者側の伝えたい芯が見えず、読んでて盛り上がらない。

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