ヴァチカン物語 (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022180

感想・レビュー・書評

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  • Netflixで『2人のローマ教皇』を観たあとでしたので、より楽しめました。大昔からローマ教皇がしてきたこと(良いことも悪いことも)を知っていると、見方も変わるかもしれません。それでもサン・ピエトロ大聖堂は死ぬまでに絶対に見ておきたいです。
    オールカラーで美しい写真が満載。見ているだけで幸福感が得られます。

  • ヴァチカンガイドとして読破。日本人がヴァチカンを観るならば、ヴァチカンがこれまで何をやってきたかを、良いことも悪いこともしてきたんだということを踏まえて、その歴史を知った上で観るべき by 塩野七生氏 だそうな。勉強不足のまま訪問して申し訳ない。サンピエトロ大聖堂の案内に最適。ファサード、バルダッキーノ、カテドラペトリ、ピエタはしっかり見た。愛らしい天使とも写真を撮った。しかしナルテックスの最下部にあるフィラレーテの楽しげなレリーフは見落とし。ついでに四つの支柱 特におロンギヌスの槍が記憶に残っていない(しっかり見ていない)のは大失敗。この本の写真で復習するしかないか・・・

  • まず組織という車輪が99匹の安全を確保する。残り1匹は、もう一つの車輪である慈善活動の方で救う 敵をつまらなく書くのは間違いです。つまらない奴を敵とすると自分の存在自体がつまらないものになってしまう 宗教はまず信じることから始まる 聖なるものと美なるものは、しばしば深いところで結びついている 西洋の彫刻家は、死と親しく付き合わなくてはならなかったのである 

  •  2000年にわたる歴史を持ち,その間にヴァチカンに貯蔵されている美術品,建造物などを写真とともに簡単にまとめられた書籍です。これからヴァチカンに行く人,ヴァチカンに行ったことのある人は,ぜひ一読されることをオススメします。
     ヴァチカンは前提知識を持ってから行き,作品を観ると,より有意義な時間を過ごすことができると思います。また,ヴァチカンはヨーロッパ史にも大きな影響を及ぼしていますから,ヨーロッパ史のメインプレーヤーの1人だったヴァチカンを知ると言う観点からも,お薦めできる本だと思っています。

  • 序盤の塩野七生さんの文章が特に面白い。

塩野七生の作品

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