新潮選書 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学

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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106036484

感想・レビュー・書評

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  • データは難しくて理解できなかったのも多かったが、章の合間のページで「私たちが望むのは国力が強い国ではなく一人一人の満足が高い国ではないか」のような、筆者の思いが書かれているのが良かった。データを読む上で、どんな社会が理想か?という思いがないといけないのだと思った。少子化の章がいちばん気に入っている。

  • 日本経済に関心ある人にはとても面白い。日本経済の現実の分析の冴えが素晴らしい。

著者プロフィール

1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、現在、名古屋商科大学ビジネススクール教授。著書『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本国の原則』(日経ビジネス人文庫、石橋湛山賞受賞)、『若者を見殺しにする日本経済』(ちくま新書)、『ベーシック・インカム』(中公新書)、『デフレと闘う』(中央公論新社)など多数。

「2021年 『コロナ政策の費用対効果』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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