科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
3.75
  • (9)
  • (29)
  • (20)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 233
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106036958

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 休み中のもう一冊。サイエンスライター竹内薫氏の著書。全体的に面白かった。ネイチャーとサイエンスの特性をわかりやすく一般向けに解説。ネイチャーは商用紙でサイエンスは学会誌。故にネイチャーの方が話題に敏感。売らねばならない。ただ、著者が本当に言いたかったのは、普通の日本人に対する科学に対する興味の乏しさへの警鐘。科学の話題における日本のマスコミのレベルのあまりの低さを憂いています。

著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内薫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×