世界文学を読みほどく (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106037993

感想・レビュー・書評

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  • 文学への入口に最適。

  • 世界文学の名作10作品をどう読むかという解説。
    それぞれの作品が文学史上においてどのような意義を持っているか、という視点が印象的だった。
    特に、ガルシアマルケスの百年の孤独の解説。
    その面白さを言い表すのが難しい作品だと思っていたが、
    民話、フラクタル、などの切り口から一つの作品の読み解き方を提示してくれた。読んだことのない作品は読みたくなり、読んだことのある作品はもう一度読みたくなること間違いなし。

  • 分厚くて読むの大変そうだなーっと思っていたけど、いざ実際に読んでみると意外とあっさり読むことが出来たw1つの小説論として勉強になる。

著者プロフィール

1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他の著書に『カデナ』『砂浜に坐り込んだ船』『キトラ・ボックス』など。

「2020年 『【一括購入特典つき】池澤夏樹=個人編集 日本文学全集【全30巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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