- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106038020
作品紹介・あらすじ
非難すべきは、資本主義ではなく、経済成長主義なのだ。私たちは実に大きな「誤解」をしている。経済成長が人々を幸福にする――という思い込みだ。すでに到達してしまった豊かな社会でこれ以上の成長至上主義を続ければ、人々の「ふつうの生活」は破壊され続けるだけなのだ。日本を代表する社会思想家が、「人間にとって経済とは何か」を根本からとらえ直した圧倒的論考。
感想・レビュー・書評
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『「成長」というものにこだわるのをやめよう』
いつまでも、経済成長なんて続くもんじゃない!
誰かに言ってほしかったし、そう思っている人がいると知って、何だかホッとしました。 -
もとより頭悪いのですが
さらに病気になりやしてなかなか佐伯氏の著者に取りかかれ
ないです。夏の間「おかしいな」と思いつつ「まあいいか」
とひたすら不眠とうたた寝を繰り返しておりやして…
アカン…お迎えが近ひがな…と流石に病院に逝きました。。
秋口になっても熱が治りません!
頭がぼーっとなりやして
始終忘れ物繰り返しておりやした。
今日の朝刊何処行ったのさと半日くらひ探しておりやして
冷蔵庫の棚に置いてありやした!食えるんですか?コレ?的な・・ -
著者の意見は傾聴に値する。各所方面でもっと取り上げてほしい。
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【資料ID: 1117021995】 331.19-Sa 14
http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23733759 -
東2法経図・開架 331.19A/Sa14k//K
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思想家佐伯啓思の脱成長・主義がよくわかる本。
価値を変えなければ本質的なところでは何も変わらないのであろう。中間社会、善き生、多様性の承認、などは、障害のある子どもの教育の問題を考える上でも重要だと思う。
様々な新たな考え方や理念や制度構想がされているが、根底にある価値観が近代から固定化されていれば、大きな変化は見られないのではないか。
序章と終章だけでも繰り返し読みたい。