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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106038464
作品紹介・あらすじ
愚者の「助け」だけがもたらす希望――。〈土偶坊 ワレワレ カウイフ モノニナリタイ〉―― 殆どの作品を「未完」の状態で残した宮沢賢治。その手稿が示す揺らぎと可能性を丹念に追うことで、賢治世界=イーハトーブのまったく新しい姿が見えてきた。石、宇宙、火山、動物、風等に込められた創造原理を解き明かし、いまを生きる私たちの倫理を問う、画期的批評。
感想・レビュー・書評
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東北には、宮沢賢治がいる。寺山修司がいる。そして、太宰治がいた。
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賢治は分析しすぎてはいけないということが分かった。
難しいことは考えず、あの透明感を自分なりに咀嚼するのがいいと思う。 -
「新しい相貌を照らし出す画期的批評」とあるけど、その「新しさ」が分かるほど賢治の批評に接していないところが辛いところ。
けっこう読みにくいし、これが文学研究者のスタイルなのだとしたら、ちょっと牽強付会に過ぎるような。そんなに新しい解釈を求めなくてもいいんじゃないかなぁ。
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