- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101281
作品紹介・あらすじ
英語を外国語として学ぶ際に、もっとも悩ましいのが比喩表現や婉曲表現です。引き合いに出されるモノのイメージがまったく違うのだから、それも当然のこと。本書では、宗教をはじめとする文化的背景に大きく左右される「色」と「動物」にまつわる多彩な英語表現を、日本語との差を踏まえて紹介します。ことわざや慣用句などの実用的な表現に加え、薀蓄も満載の、あなたの英語を「カラフル」にする一冊。
感想・レビュー・書評
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日本語で「真っ黒に日焼けした」や「馬面の人」を英語で何と言うか、逆に英語で"fall in a brown study"や"He ratted on us."と言えばどういう意味なのか、という色と動物に関する日英の表現について解説したもの。それぞれの色や動物が持つイメージについての解説や、色を使った様々な怒りの表現("black in the face", "white at the lips"など)、動物の雄・雌・仔の語彙(drake-duck-duckling, horse-mare-colt)などがまとめられているコラムなど、英語に関する読み物として面白い。
英語を読んだり聞いたりすると、少なからず色や動物に関する表現に出くわすことがあるので、そういった表現をまとめて知るのに便利な本で、単なる雑学的な知識を得るというよりも英語の学習を助けるという意味で役立つ内容になっている。牛肉の部位の話はやっぱり絵や図解のようなものが欲しいし、動物だけでなく昆虫も含めた、例えば「群れ」の表現のまとめも載せて欲しいし、索引もあって欲しいと思う。(10/09/11)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色や動物を使った英語の様々な表現方法をあげた本。</br>
色別、動物別に説明してあるので、実用的とは言えないかもしれないですが、「へーこんな表現があるんだ〜」と楽しめる本でした。</br>
英語と日本語での色や動物に対しての考え方の違いもわかって面白かった。</br>