- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106103605
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
古代日本は朝鮮半島から稲作などの先進文化を学び、国を発展させてきた―という“定説”は大嘘である。
半島最古の正史『三国史記』には、新羅の基礎を造ったのは倭人・倭種、中国の『隋書』には、新羅も百済も倭国を文化大国として敬仰していたと明記されているのだ。
日韓古代史の「常識」に異義を唱え、韓国の偏狭な対日ナショナリズムと、日本のあまりに自虐的な歴史観に歪められた、半島史の新常識を提示する。
[ 目次 ]
序章 陛下の「お言葉」ではありますが
第1章 新羅の基礎は倭種が造った
第2章 倭国と新羅は地続きだった
第3章 国民に知らせたくない歴史がある
第4章 卑怯者を祀るOINK
第5章 「類似神話」論が秘める大虚構
第6章 「倭王の出自は半島」と思っている方々へ
終章 皇国史観排除で歪められたもの
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
朝鮮半島の歴史が大雑把にわかる。
思っていた以上に日本と朝鮮半島の関係は深いということを知った。
ただし、(本書によると)世間で言われている関係とは全く異なる。
個人的には半島での日本人の行動がイメージと異なりおもしろかった。
民族の特徴は歴史を見ればわかる、という印象もある本書だが、その考え方だと現代の日本人は歴史上の日本人とは異なるのかもしれない。 -
興味深い内容だったが、引用されている数々の古書の内容を全く知らないため理解が難しい。
前提として中国、朝鮮の古代史の知識がないと読み解けない。 -
「小沢一郎の大罪」 このタイトルでの記事は掃いて捨てるほど巷に溢れている。
しかし殆どの日本人はちょうど1年前の「小沢一郎の大罪」を忘れてしまっているに違いない。
1年前、小沢一郎はソウルのホテルで韓国の記者団を前に次のように語った。
・韓国人が日本に移り住み、初代天皇になった。
・仁徳天皇陵を発掘したらはっきりするはずである。と著名な先生が唱えている。
・これ以上言うと日本に帰れなくなるが歴史的事実であろう。
・天皇陛下も「桓武天皇の生母は百済の王女だった」と認めている。
疑わしくば次のサイトをご覧ありたい。YouTubeで克明に彼のしゃべりが流れ出る。http://blogs.yahoo.co.jp/tankou_2008/30664924.html
或いはGoogleで<小沢一郎 2009年12月 韓国訪問>で検索すればもっと多くの情報が得られる。
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私は小沢一郎がこのような考えを持つに至ったことを責めない。
何故ならこれが日本の朝鮮史学会の共通見解であったからである。小沢を責めることは出来ない。
責めるべきは日本の政治リーダーとして、韓国において得々とこのように喋ったことである。
小沢一郎の大罪である。
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ところで私は昨夜、「日韓がタブーにする半島の歴史」(室谷克実 新潮新書 2010/4)を読んだ。
室谷(時事通信社を経て著述業)は日韓の歴史を「三国史記」から説き起こす。高麗王朝時代に編まれた国家の正史であり、我が国の「日本書紀」にあたる。
「三国史記」はまず高麗に先立つ三国の「新羅本紀」「高句麗本紀」「百済本紀」に始まり、「年表」「雑志」「列伝」となっている。漢文である。
室谷は「三国遺事」「隋書」「魏志韓伝・倭人伝」などを傍証しつつ日韓関係を述べる。
高麗は新羅から禅譲を受けたとする国家である。その高麗の正史が、「日本から渡った倭人が新羅を制し4代目の王位についた。彼の子孫から7人が王位に即いた。」と記しているという。
「隋書」に<新羅も百済も倭国を敬仰し・・・>とあるという。
稲作も日本から半島に伝えられたという。(稲作半島渡来説はDNA鑑定により否定されたいる)
いろいろあるが要するに当時日本の文化や国力の方が遥かに勝っており、冒頭に挙げた小沢一郎の言のような事実はなかった、と室谷は言う。
高麗の史官が記した新羅の倭人王を、いまの韓国人は誰も知らない。そもそもハングルになって漢文の「三国史記」は誰の目にも触れない。
日本において韓流説が優位なのは、太平洋戦争後の皇国史観に対する反動が大きく、韓人や左翼の発言が強かったためである。任那に倭人が居たことすら否定されたという。
江上波夫の「騎馬民族征服王朝説」の影響も大きいが、いまや昭和の伝説である。
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背中を曲げ面を伏せてメモを読む管の姿も情けないが、150人も子分を引き連れて外国の要人の謁見を賜ったり、韓国人に対してあんたがたの先祖が日本の天皇になったなどと喋る小沢の罪はずっと重い。 -
この本の著者は、知り合いの知り合い。勧められて読んだ。目からウロコ。この本自体を検証して欲しいものだ。韓国の一面を知るには読むべき。
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通説に一石投じる一冊。
信じるも信じないも自分次第だけれど、日本人の一人として、こうだと嬉しい。 -
内容に関係ない部分多い
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世間に流布されている「常識」とかなりかけ離れた内容になってる。とても興味深い。