久しぶりに★1つの本を読んだ。研究者でも、本を書くなら魅力ある本を研究してよ。歴史を魅力的にする努力してよ。
この著者の本は他にも読んだが、構成がつまらないんだよなー。史料に基づいて書いているのは好感なんだけれど、その情報が興味深い書かれ方しないから、冗長になってうんざりする。
この人の研究テーマは江戸幕府将軍の側近たちというとても興味深いもので、一般的に悪評で語られる将軍側近の真実の姿を追うものである。それはとてもいいんだけれど、つまらないんだ!残念。
柳沢吉保も歴史の犠牲者で、後任の政治家に悪評で語られただけで、本当は慎み深かった。
なるほど、だからどーした。そうなってしまう本である。時間の無駄だった。残念。