将軍側近柳沢吉保: いかにして悪名は作られたか (新潮新書 419)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106104190

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに★1つの本を読んだ。研究者でも、本を書くなら魅力ある本を研究してよ。歴史を魅力的にする努力してよ。

     この著者の本は他にも読んだが、構成がつまらないんだよなー。史料に基づいて書いているのは好感なんだけれど、その情報が興味深い書かれ方しないから、冗長になってうんざりする。

     この人の研究テーマは江戸幕府将軍の側近たちというとても興味深いもので、一般的に悪評で語られる将軍側近の真実の姿を追うものである。それはとてもいいんだけれど、つまらないんだ!残念。

     柳沢吉保も歴史の犠牲者で、後任の政治家に悪評で語られただけで、本当は慎み深かった。

     なるほど、だからどーした。そうなってしまう本である。時間の無駄だった。残念。

     

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