反・民主主義論 (新潮新書)

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著者 : 佐伯啓思
  • 新潮社 (2016年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106873

反・民主主義論 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • ようやく憲法改正論議とトランプ勝利の意味がわかった

  • 西欧発の、観念・価値観「民主主義」なるものを明治以来日本社会は、一応、その姿を追いながら、国家としてのあるべき理想を求め歩んできたようだ。
    だが、われわれは、民主主義あるいは、その根底を支えるとされている憲法について真剣に考えてきたのだろうか?
    佐伯氏は、戦後70年で露呈したのは「憲法」「平和」「国民主権」を正義とするのは欺瞞と醜態だったと喝破する。
    安保体制、無差別テロ、トランプ現象、直近の出来事から佐伯氏が本質を鋭く衝いたものであり、知的刺激に満ちた本格論考でありました。
    内容ですが、
    第1章 日本を滅ぼす「異形の民主主義」
    第2章 「実体なき空気」に支配される日本
    第3章 「戦後70年・安倍談話」の真意と
        「戦後レジーム」
    第4章 摩訶不思議な日本国憲法
    第5章 「民主主義」の誕生と歴史を知る
    第6章 グローバル文明が生み出す野蛮な無差別テロ
    第7章 少数賢者の「民本主義」と愚民の
        「デモクラシー」
    第8章 民主主義政治に抗える「文學」
    第9章 エマニュエル・トッドは何を炙り出したのか
    第10章 トランプ現象は民主主義そのもの

    ということです。
    私的な読書との関係ですが、「昭和の三傑」「東京裁判」
    「シャルリとは誰か」について、佐伯氏の考え方、特に「シャルリとは誰か」はギブアップしたのですが、トッドさんが何を書いたのかよく解りました。
    いつも、佐伯氏の脳みそのフィルタリングで助かっております(笑)。

  • 自由や民主主義
    絶対的な正義?
    価値の絶対化→我欲と驕り

  • 「民主主義」の本来の意味と数々の抗議活動において使われる「民主主義」の意味は、確かにずれているのかもしれない。
    とはいえ、実際に行動で表現することは、民主主義のあるべき姿とは別に尊重されるべきものなのではないかとも思う。

  • 民主主義 英語でdemocracy
    democracy 民主政
    democratism

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反・民主主義論 (新潮新書)の作品紹介

民主主義を信じるほど、不幸になっていく。憲法論争、安保法制、無差別テロ、トランプ現象……戦後70年であふれだすのは、民主主義の欺瞞と醜態である。国家を蝕む最大の元凶を、稀代の思想家が鋭く衝く。

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