フランスはどう少子化を克服したか (新潮新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106897

感想・レビュー・書評

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  • 16/11/1読了。

    はじめの方しか読んでないんだけど。

    第1章だけの感想。

    日本の男はダメだと。

    なぜ女はダメではないのか。

    言いたいことはいっぱいあるけど、
    こいつのためにそのエネルギーを使うことが
    もったいない。

    あー、くだらない。

    以上

  • 70年代後半から90年代にかけて、深刻な少子化に襲われていたとニュースで聞いたことがあったフランス。(底は93年の出生率が1.66だったとのことで、今の日本よりは遥かにマシか)そのフランスが今では出生率2.0以上となり、危機を脱しているという。その秘密をに実際にフランスで子供を育てたという筆者が分析する。父親への3日の産休と11日の育児休暇。企業がそして社会保険で国が給与を負担する仕組みが、それぞれ戦後直ぐ、そして2002年に導入されたとのこと。そして3歳から希望者が全員入れる保育学校。痛みを伴わない出産方法の普及。男に父親であることを意識させる育児教育が大切であることを強調する。いずれも説得力があることなのだが、私としてはフランスで正式な結婚から生まれる子どもの比率が極めて低下しているという、また白人系の比率の低下動向、それらの事実との関係をどう説明するかが全く触れられていないことが、綺麗ごとに過ぎるように感じ、やや不完全燃焼だったことは否めない。

髙崎順子の作品

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