新潮日本文学アルバム 59

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106206634

作品紹介・あらすじ

艶美清朗な詩歌、倦怠と憂鬱の小説、卓抜した文芸批評を達成した奇蹟の文豪の生涯。作家の劇的な生涯と作品創造の秘密を写真で実証する。

感想・レビュー・書評

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  • 「新潮日本文学アルバム№59 佐藤春夫」、1997.9発行。1892年(明治25年)4月9日、和歌山、新宮町で生まれ、「しゃべるように書く」を信条とした佐藤春夫。私にとっての佐藤春夫は、谷崎潤一郎夫人の千代を想う歌「秋刀魚の歌」と愛猫知美(ちび)とのめぐり会いです。知美が死んだ日は終日泣き通し、半年も待たず愛猫のもとに急ぎました。1964年(昭和39年)5月6日没。

  • 佐藤春夫記念館発行の図録と比較しました。
    図録は1990年5月30日発行。新潮日本文学アルバムは1997年9月10日発行。(記念館の新編の図録は2008年発行)
    図録の後記によると、当時、新潮~に春夫の単品の本が発行されていなかったので、それにかわるモノを目指して編纂したと書かれているとおり、図録はかなり春夫自身の歴史を辿っており、アルバムっぽい編集になってます。
    文学アルバムの方へも、図録と同じ写真があちこち収録されていますが図録にしかない写真もあり、一方で文学アルバムにしかない写真もあり、という感じなので両方入手するのが正解ですね。

    この文学アルバムの評伝を書かれているのは井村君江さんって、あのケルト関係の書籍で大変お世話になってるあの井村さんなのですね!

  • 詩人としての春夫について詳しい。

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