エンジェル・ハート 1 (BUNCH COMICS)

著者 : 北条司

• 新潮社 (2002年3月8日発売)

感想・レビュー・書評

[塩沢えりさんの感想 · 2014年1月31日]

名作「シティハンター」のパラレルワールドを舞台とした物語。
パラレルワールドのため、リョウやカオリ、ファルコン達の設定は微妙に異なっています。

ただ、前作シティハンターの最終回では、カオリが花嫁のブーケを受け取っており、今作エンジェルハートでは、花嫁姿のカオリが死んだことが描かれています。
この流れから、続編のような気持ちで読む人も多いかと思います。

連載開始する前後に、新宿駅でポスターが貼られていたことを覚えています。この時、リョウと一緒に描かれていた女性は、カオリではなく別の女性でした。
てっきりヒロインが変わっちゃったのかとショックを受けたものです（笑）

もちろんリョウにとってのヒロインは、ちゃんとカオリのままでした。
エンジェルハートでは、リョウではなく台湾人の少女・香瑩（シャンイン）が主人公。
死んだカオリの心臓をシャンインが受け継ぎ、数巻の流れを経て、リョウとカオリの義娘になりました。
当初のシャンインは暗殺者だったため無表情な少女でしたが、リョウの義娘となってから2年後は明るい年相応の性格となりました。…………たった2年でいきなり人間らしい人間になれるものなのか？と突っ込んではいけない（笑）リョウは当初からオッサン化してるので、きっとこれ以上オッサンにできないのだ（笑）

シャンインが主人公ではありますが、リョウとカオリの絆もしっかり描かれているので、前作ファンも十分楽しめる内容になっています。

シティハンターの関連作品ということで読み始めたものですが、泣ける話も多く、シティハンターとは関係なく面白い作品だと思います。

[merrystarfishさんの感想 · 2012年2月18日]

引用 wikipediaより


★作者の代表作『シティーハンター』（以下、『C.H.』）を、家族愛をテーマとしてリメイクし、同作のパラレルワールドを描いている。この家族愛というテーマは前作『F.COMPO』においても主題となっていた物であり、その他多数の作品において読み取れる作者の大きなテーマとなっている。


これほんと好き。

まじおすすめ。



must read ♥

[刻み海苔さんの感想 · 2010年11月21日]

シティー・ハンターやキャッツ・アイを描いた北条 司さんの最新作。

シーズン1は「週刊コミックバンチ」に掲載されていたが、今回シーズン2より「月刊コミックゼノン」にて掲載が続けられている。

単行本は33巻まで発売されていて、全部手元にあります。

北条司さんの描く、笑いあり涙ありの家族愛をテーマにしたハチャメチャパラレルワールド漫画。笑
お勧めです。

北条さんのは特に画が綺麗なので、アシスタントさんの背景の画が汚いことがちょいちょい目に残ります。
そこだけが難点。

[yocさんの感想 · 2010年5月26日]

以下続刊

[ゆちさんの感想 · 2009年6月11日]

ファルコンが大好きだ。
前作のシティハンターとはまた違い、
親子愛の様なものが描かれていて
少し涙ぐみそうになったり。
ファルコンとミキちゃんの話がね、
泣ける。

[結城さんの感想 · 2008年9月15日]

あまりに衝撃が大きくて
雑誌が出た当時から、友人と集まってくだらない論議を（笑）しまくっていた記憶

[xxxcanaryxxxさんの感想 · 2008年6月2日]

シティハンターのパロ物語。
パロなのにシティハンターと同じくらい感動して面白い所が凄い。

[LIBEさんの感想 · 2007年3月31日]

言わずと知れた「シティー・ハンター」の続編・・・と思いきや
パラレル・ワールドなんですね。
愛する人・香の心臓を移植された殺し屋の少女と、スイーパーの新たなるコンビ結成。
あらすじを聞いたときは納得いかなかったんですが、読むとハマルんですこれが。
香と遼のこれまで明かされなかったエピソードなども満載です。

[クツコリーナさんの感想 · 2007年2月27日]

シティハンター・ちょっぴり泣ける良い話バージョンみたいな？Yahoo!動画で無料分だけ視聴（爆）原作もいつか読んでみたいなぁ。

[どんさんの感想 · 2006年11月11日]

シティハンターのパラレルワールド。

感動できるストーリーあり、笑いあり。

著者プロフィール

北条司: 代表作「キャッツ・アイ」「シティーハンター」「ファミリー・コンポ」など。30年に渡る漫画家生活の集大成「エンジェル・ハート」、「エンジェル・ハート2ndシーズン」(月刊コミックゼノン)は累計2，400万部を突破。

「2020年 『今日からCITY HUNTER』 で使われていた紹介文から引用しています。」