本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107715494
感想・レビュー・書評
-
第1巻はずいぶん前に読んでおり、続きを友人から借りて読みました。
政宗の初陣の時に神がかりの奇策で窮地を救った小十郎。
彼の家系は代々勝機の読める、世を統べる力量のある者ばかりだと教えられた小十郎は、政宗のもとを去って、力試しのため単身世に出ようとします。
彼を止めずに向かわせた輝宗と政宗。懐の深さを感じます。
小十郎の父親は、神官でありながら武芸に秀で、輝宗を守って3人で500名を倒しながら、片手と声を失ったという伝説的な人物。
選ばれた血筋だと知り、自分の武運を頼みに天下取りを目指したいという気持ちもわかります。
それを身を呈して止めたのは、政宗の乳母でもある小十郎の姉。
心を入れ替え、政宗のもとに戻っていく彼は、許しを得るために死に装束を着て笛を鳴らしながら向かいます。
秀吉のもとに詫びを入れに向かった政宗のようですね。
これが史実なら、あの作戦は、小十郎を真似たということになるのでしょう。
全てがもとのさやに納まり、めでたしめでたしの2巻でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示