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- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107715562
感想・レビュー・書評
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あたらしい生活にもだいぶ慣れ、したしくつきあう人も徐々にできてきたころ、よそ者のかれを「不吉な兆し」だとして忌み嫌い、遠ざけようとする大人たちによって、グンはとうとう島を追い出されてしまう。突然のわかれに心をいためる岬たち。もう一度彼女にあって誤解を解きたいとねがうかれはしかし、不屈の精神とたぐいまれなる生命力で奇跡の帰還を果たす。それからまた紆余曲折の後、ふたたび自由を手に入れたグンは、やはりかれをさがしていた岬と再会、けもの道を辿って、ゴンヅイが待つ早瀬桜に向かう。一方、島の秘密をしるゴンヅイは、そのとき命の危機に晒されていた……。2巻ではやくも失速したと早合点していたのだけれど、失速ではなく中だるみだったようで、後半やっとスリリングな展開がもどってきて、いよいよなぞがあかされるのだろう4巻が俄然たのしみになった。灯台に照らされたグンの顔を岬がそっと撫でる場面と、椅子ごと海におちたかれが底から魚群をながめる描写はとくにすばらしい。
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岬と再会し、いよいよ物語の核心の謎が説き明かされるのか。それにしても、鶴島の海女頭、リアル過ぎて笑ろた。
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海女たちの命を削る勝負。グンの味方が少しずつ増えていく。
次巻では島の秘密が明かされるのかな?