- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107718990
作品紹介・あらすじ
帝都ローマを離れ、南へと向かったプリニウス一行を大地震が襲う。建物が崩壊し、水道などのインフラも壊滅状態となり、ポンペイの街は大混乱。人々は、飢えと乾きに苦しみ、路頭に迷う。一方、ローマでは、皇帝ネロとその愛人ポッパエアの婚礼の儀式を行うための準備が進む。一刻も早く愛人という立場を脱して、皇后の座に就きたいポッパエアは、ついに正妻オクタウィアに手を……。古代ローマの世界をダイナミックに描く、歴史伝奇ロマン!
感想・レビュー・書評
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地震、落雷、彗星、火山噴火の予兆などあらゆる凶相が現れるローマ、悪妻に翻弄される皇帝ネロ、政治の崩壊も示唆され暗雲立ち込める様子が描かれてました。
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古代ローマ人にとってのリアルを現代人の視点から描く手法が、オカルトを多く扱ってますます楽しい。現代科学的にある物とない物、歴史的事実とフィクションが渾然として、独特の酩酊感がある。電子版は表紙が「オビ付き」しかないのがドン引き。
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ポッパエア恐いよ〜
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やはり面白い。
巻末対談にあるように大地震、幽霊、稲妻、呪い人形、謎の占い師、彗星、と不穏な予兆ばかり。
そしてイエスの使途。
そんな中プリニウスが吐く言葉がいちいち含蓄がある。 -
フェリクスの魅力爆発の第4巻。当時の軍団上がりの典型的な人ってこんな感じなんじゃなかろうかと思わせる。
ウェスウィオスやポンペイなど、歴史を知る我々は先がわかっているが、それを予測しようとするプリニウスに感服。 -
2016-6-10
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今も昔の歴史は繰り返す
って事? -
ただただポッパエアが恐ろしかった。それにひきかえ、ネロの存在感の無さったら。ポッパエアはアグリッピナと性格が似ていたそうですが、そういう選択をしてしまうのはマザコンだからでしょうか。
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海へ。