これで納得!よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ

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  • 全音楽譜出版社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784118802275

感想・レビュー・書評

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  • アレグロとかプレストとか、楽譜に書かれている音楽用語ってありますよね。

    あれは別に中世の遺物とかではなくて、いまもイタリアの日常会話で使われる単語で、そのニュアンスを摑まえることで音楽の理解や表現の幅を広げちゃおう、という本である。

    イタリアに留学経験のあるピアニスト関孝弘氏と、イタリア人の奥さん、ラーゴ・マリアンジェラ氏の共著。

    もう初手から、「Allegroに速くという意味はない」とか、「Prestは速くではなく早くである」とかっていう衝撃的な説明が出てきて、もう音楽の常識がひっくり返るくらいの勢い。

    何十個も並んでいる音楽用語のいちいちにそういう背景というか落とし穴があるもんだから、とても一読では消化しきれない。要復習。でもエキサイティングで面白い。

  • 良くわかる音楽用語、といいつつ、実は、音楽用語なんて言葉、本当にあるの?という内容です。興味のある方は、別館「音楽ワンダーランド」もご覧くださいませ。

  • 【図書館】2006/08/11/〜ちなみに、私のメインブログの名前も、イリア語・音楽用語です。

著者プロフィール

東京生まれ。東京芸術大学、同大学院を修了。1979年よりイタリアのブレーシャ国立音楽院に留学。以来、国内外で活躍し、イタリア・ピアノ音楽の普及に貢献。2011年、イタリア政府より文化功労勲章コッメンダトーレ章を受勲。現在、日伊音楽協会理事、パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール審査委員長。

「2015年 『ブリッランテな日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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