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- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120026041
感想・レビュー・書評
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お釈迦話しの世界に入った様な感じがするお話やった 2014.5.23
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川上弘美さんの不思議系短篇集。短篇というには一つ一つの話が少し長めだから、中篇集と言ったほうが近いかもしれません。
読んでいると背中がぞくぞくする話ばかりでした。
01_物語が、始まる
02_トカゲ
03_婆
04_墓を探す -
川上弘美は読むたびに不思議度が増す。独特の世界にふらーと行っちゃいそうな感覚になれるのが快感でクセになる!
表題作のほかに、「トカゲ」「婆」「墓を探す」収録。
表題作の「物語が、始まる」は、人間の姿をして人間ではないもの-雛型の三郎との恋物語。
「トカゲ」は、幸運の座敷トカゲに夢中になる団地妻たちが繰り広げる物語。これはすごく面白かった。 -
表題作他3編の短編集。この人の作風というか、この人のイメージというのはまとめにくい、と思う。分からないところに引きずり込まれそうになるし……。目が離せません。