もうひとつの風塵抄: 司馬遼太郎・福島靖夫往復手紙

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120029783

感想・レビュー・書評

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  • 司馬遼太郎が風塵抄をサンケイ新聞に掲載していく過程で担当者の福島靖夫氏との手紙のやりとりを綴った作品である。

    風塵抄を参照しながら読むと余計に味わい深い。

    「あとがき」にかえて の福田みどりさんの文章を読むと涙が出てきてしまった。

    司馬さん、奥さん、福田氏との深い深いお付き合いの程が偲ばれる作品である。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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