イソップ株式会社

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 69
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036422

感想・レビュー・書評

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  • 読みながら、小学生の息子にも是非読ませたいと思った。無駄のない文章。さすが井上ひさし!和田誠さんの絵もよかった。

  • 子供向き?いやいやこれは立派な成人に向けた、それもかなりの教養を持った層にこそ向けられた作品だろう。メタ構造や複線のおき方と回収の鮮やかさ、人物のひとつも無駄のない書き込みなど、これぞ井上ひさしの文芸といえる。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

  • 初版

  • 和田誠クラスになると、背表紙に絵・和田誠と入ってます。でも和田誠だから昔の本かな、と思ったら2005年で驚きました。漢字にふりがながあるので子どもも読めます。じわーっとくるとても良い本です。しかし井上ひさしなんていつ以来だろ。

著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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