ぼんやり生きてはもったいない

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 72
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120037108

感想・レビュー・書評

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  • 物事を全否定しない書き方が読んでいて心地よかったです。
    あたたかい雰囲気もこの作者さんいいな~と思わせてくれました。
    最初のほうは句読点が多く読みにくかったですが、後半はそんなこともなく、すらすら読めました。

  • 嫌いという感情を欺瞞的に抹消しようと心を砕くのではなく、受け入れて味わう境地に達してみたいと思った。

  • 表紙とタイトル借りのエッセイ集です。岸田葉子氏の著書は初めて読んだが、その思考にいちいち共感させられる。人のふり見ておっといかん、我が身もそうなるとこでした(汗;)みたいな話しがふんだんに語られてます。そして後半!「逆境に強くなる」あたりから。生きていく上で遭遇するであろう問題に対して「自分だけに特別なことと思わない」「自分で決めたことと割り切る」「ユーモアを忘れない」「問題を分割して知恵をめぐらす」「心の遠近法を使い分ける」「自分の不機嫌に無関心でいる」「他人の意志はコントロールできないと心する」...必読♪

  • 2015/3/7 読了

  • 同い年のエッセイスト。すべとに、フムフム。何気なことがこんなにすてきに書けるひとなのに、定年ぼけチェックリストでは、高得点で、ぼけになるらしい・・一緒だ。(ぼけになりやすいところが)。ぼんやりしてるときにお勧めの本。

  • 岸本さんのエッセイは共感できるところが多くて、読みやすい。自己啓発的なとこもあるけれど、岸本さんの体験を語っておられて、おしつけがましくない。だから、私もいろいろやってみようと思った。

  • ストレスをためずに過ごすには、物事をプラスの受け止めるのが大事。
    なにかいい事あったのかなと思われるような女性を目指す。
    40代の独身女性の生き方が垣間みれて興味があった。

  • タイトルのイメージで自己啓蒙本の類かと思っていたけれど、
    全然違った。
    岸本葉子さんの日々の暮らしなどを綴ったエッセイ。
    自分が良いなと思ったものを紹介していたりするのだけれど、
    変に押し付けがましい感じじゃなくて好感がもてる。

    40歳で独身。
    世間でいう「負け犬」だけど、
    日々を楽しく過ごしている感じがして、負け犬も良いのではないかなと思えてきた。

  •  平凡な女性が感じたり思ったりしたことを描くのに、こんなふうに書くこともできるんだ、とちょっと悔しくも思います。 文才ってGiftなんでしょうか?不公平だな。 共感したのは腹巻の項。おなかとか腰を暖めてゆったり眠りたいのに「伸びますから!」って超タイトなのを勧められても、かえって血行が悪くなるって。そうですよね。

  • 残念ながら共感できず。
    恐らく40代になってから読み返せば、違った風に感じられると思う。
    内容は面白くないわけじゃない。でも、だからこそ、今読むべき本じゃなかった。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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