ミステリー通り商店街

著者 : 室積光

• 中央公論新社 (2009年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[harmoさんの感想 · 2009年7月29日]

二人の扱いがかわいそすぎる。偏屈親父と病人なだけじゃん。

[neon_booksさんの感想 · 2009年6月10日]

以前読み始めてスグに挫折した作品があったので
やや躊躇したのですが...うーん...正直...微妙。
今作のようなユーモラスな人情もの自体は
決して嫌い...というか好きなんですが今作に
関しては、やや安直すぎて人情ものを読んだ時に
胸の中の温度が上がる様なアノ感じが全くなかったんですよね。

ピンポイントで少ーしだけグッと来たところはあったけど、
色んなことがやや都合良すぎたり、そもそもストーリー自体が
同じところグルグル回ってやや、まどろっこしい。
やや残念。

今作に出てくる問題の人物と自分がカブる部分もあって...
やや凹む。ある意味正確に指摘されているようでドキリとしたり
哀しくなったりする。そうです、音楽と小説が好きで生きる為に
サラリーマンやっております、ワタクシ。

著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。主な作品に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』など。

「2022年 『森の石松、社長になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」