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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120042287
感想・レビュー・書評
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<< 86歳と62歳、初めて過ごす二人きりの時間……幾つになっても、親孝行ってむずかしい。『婦人公論』人気連載ついに書籍化。息子・夫・父として、「男の本音」を打ち明けるエッセイ集>>この宣伝コピーの巧さにつられて読んでしまったが、中味の大半は詩人・ねじめ正一の日々雑感に加えた人脈自慢の様子。書き下ろしで加えた母に関するエッセイ数編が、何とかこのタイトルに沿ったものだ。収録されている47編の大半は、2009年2月からおよそ2年間にわたり、雑誌「婦人公論」に連載したエッセー「イキアタリ主義」をまとめたものだ。還暦を迎えた著者はまさに団塊の世代。身体的変化や家庭事情などは、同年代の人びとにとっては身につまされること必定。同じような仲間がここにもいるなと確認したいならお薦めだ。
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