ブランドネーム誕生物語

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 56
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120043628

作品紹介・あらすじ

彼女が生み出す「名前」はどうしてこんなにも心に届くのか。第一人者が明かすその「哲学」と「発想法」。どのような形でブランドネームが生み出されたのか。仕事の流儀と思考の足跡を大公開。

感想・レビュー・書評

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  • ドコモの名前の生みの親はこんなことを考えてつけてるのかというのが読めるのが面白い。
    あちこちの言語を引っ張り出してきたり、名付けってやっぱり大事なことだよなって思う。

  • 日本の企業名や、サービス名について解説してある。 オリジナリティある製品名を考えたい人にオススメ

  • この本を読んで自分も何かの名前を考えたくなりました。
    まだ漠然としか考えていませんが、将来独立することがあるのなら、事務所の名称は良いものを付けたいです。

  • ブランドネームづくりって「超真剣な言葉遊び」だな、という印象を受けた。
    馴染みのある名前の多く(ドコモもauも、りそな銀行も)が同じ人によって生み出されているというのは驚き。

  • docomo、au、りそな銀行などのブランドネームを考案された方の本。
    各ブランドネームを例に連想や発想のされかたが書かれている。

    柔軟な発想・連想、読み替え、豊富な語彙とイメージと語感、企業の意図をくみとる

  • 自分のしているかぎ針編みのブランドを立ち上げようと思ったとき
    悩んだのがネーミング!
    何にしてもネーミングは付いて回るのでどんなふうにつけたら
    人の心に響いて残るものになるか参考になるかと思って読んで
    みました。
    それぞれのブランドのネーミングの過程が書かれていたけれど
    どれもその過程を知ることでより身近に感じられました。
    自分のに照らし合わせたとき、もっと悩んで進化させたくなりました!

    最終章の「言葉からのメッセージ」では東北の震災時に思いついた
    ロゴに~HEART+HEARTの中にEARTHを発見されて日本から
    世界に感謝の気持ちを発信する「HEARTERATH=ハ―トアース」を
    立ち上げたそうです。
    心を重ねて1つになれば「地球は愛に満ちた場所」になる
    はみんなに共通の言葉になればいいな~

  • 2012年3月刊。
    社名や製品名などの名前を造り出す、いわゆる「ネーミング」の開発物語。

    著者は、この30年間で、「DoCoMo(ドコモ)」、「りそな銀行」、「TableMark(テーブルマーク)」(旧 加ト吉)、「au」、「新s(あらたにす)」、「BIGLOBE」などの数々の名前を世に生み出してきた方です。

    それらの名前は、どのようにして生み出されたのか?
    また、それらの名前には、どのような意味が込められているのか?
    筆者の頭の中の思考過程を映し出すような形で、ドラマチックに描かれています。

    名前というのは、非常に論理的な意味づけの過程を経て生まれるものなんですね。
    これほどまでに、複数の意味を込めて作り出されるものだとは知りませんでした。
    名前の製作過程を知ると、最終的にその名前になったという必然性を感じることができます。

    ドコモと au が同じ人が作った名前だったとは、ちょっと驚きでした。

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