二人の親を見送って

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120047275

感想・レビュー・書評

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  • この方のエッセイは好きなんだけど、いろんな雑誌からの収録となると、ネタがかぶる、感じ。
    くどうなるのがイマイチ。

  • タイトルだけ見ると読むのがしんどいかなと思いましたが、日常エッセーに90歳を超えて大往生したおとうさんの介護生活が織り交ぜてあり、仕事、(ご自身の癌の経過を気にする)生活、介護の3点のバランスを欠いた様子はなく、ほんとうにおだやかにやり遂げたのだなと感心してしまいます。が、おとうさんのことを語れるようになったのは、亡くなってから半年後のこと。やはり渦中にあるときは、言葉にならないのだなと思いました。

著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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