北条早雲 - 相模侵攻篇

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048265

作品紹介・あらすじ

伊豆討ち入りに成功した伊勢新九郎改め早雲庵宗瑞。しかし南伊豆では狩野道一ら強力な抵抗勢力が結集し、倒したはずの足利茶々丸生存の噂も流れ、不穏な状況が続く。加えて扇谷上杉氏と山内上杉氏の抗争も複雑化し…。宗瑞がいよいよ小田原城奪取に動き、関東に目を向け始める緊迫の展開!

感想・レビュー・書評

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  • 伊豆討ち入りの後、小田原城攻めを描く、シリーズ第3作。

    今までは、わりととんとん拍子というか、順調。
    今回はそう簡単には進まず、戦や駆け引きの繰り返しがメイン。

    勢力が広まり、敵対する相手も強大になってくると、簡単には達成できない、ということか。

    みんなが幸せになる国をつくる、という信念は固定化され、悩んだり民を思ったりするエピソードは少なく、やや単調。

  • 面白いんだけど前作から随分と間を空けてから読んだので名前と関係性を思い出すのに一苦労。前作再読してから読めばよかった。これは明鏡止水篇出る頃には同じ轍を踏みそうなのでそろそろ文庫化して欲しい。

  • 早雲庵宗瑞は伊豆討ち入りに成功し、北伊豆に韮山城を築き上げる。倒したはずの足利茶々丸の生存の噂も流れる。扇谷上杉氏と山内上杉氏の抗争も激化するなか、早雲は少数の勢力で、小田原城奪還を果たす。

  • 韮山城築城~酒匂川の夜戦まで。

  • 4

  • 第3巻も1日で読了してしまった。やはり、読みやすく、読み飽きない、読み疲れしない。

  • 早雲,だんだんと大きくなっていくけれど小田原攻め,一筋縄ではいかない.次巻に持ち越し.面白い!

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 20180102

  • 北条早雲シリーズ、3作目。

    伊豆討ち入りを果たし、次は相模の小田原城に乗り出そうかというところまで。
    今作もテンポ良くスルスルと読めた。宗瑞自身を囮に仕立てて、敵方の城の中に入りこみ、城の内部から切り込むという決死の小田原城奪取作戦。史実として実際のところどうであったのかは分からないが、弱小国が強国に噛みつく構図としては面白く読めた。
    今作ではあの「風間村」の人間も登場。小太郎の登場が待ち遠しい。
    せっかく奪った小田原城を奪い返され、次はどういう作戦に出るのか、次作が楽しみ。

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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