- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120049460
感想・レビュー・書評
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「暮らしの手帖」「くらしのきほん」の編集長を歴任した著者によるエッセイ集。
〈暮らしの工夫・コツ〉〈仕事の工夫・コツ〉〈ものの選び方の工夫・コツ〉〈食べることの工夫・コツ〉など全7章に分かれていて、1つのテーマの文章が見開き1ページ分に短く書かれていて、とても読みやすい。
日々暮らす上での選択や行動が、その7章のどれかには当てはまる。朝起きて、朝食を摂り、身支度をして、仕事に向かう。その間にも、たくさんの選択や行動が含まれている。朝に食べるもの、その時に使う食器、洗顔や歯磨きの時に使うグッズ、着る服や履く靴…その間にテレビを観る人ならどの番組を観るのか、音楽を聴く人ならどんな曲を聴くのか。いちいち意識していない中に、無数の選択がある。
そういう行動や選択に目を向けて、それについて考えてみる。どうして自分はそれを選んで、その行動をするのか。こだわりなんて無いと自分では思っていても、そこには無意識のこだわりがあるのかも知れない。
日々をきちんと生きたいな、と私も思う。完璧は難しくても、美味しいものを作ったり食べたり、時間に余裕を持って行動したり、時間があれば趣味を楽しんだり、もちろん仕事は出来るだけ楽しんでしたい。
そうやって生きるためにどうすればより良くなれるのか。その〈工夫やコツ〉のヒントをたくさん拾える本。
新しいものの便利さを享受しつつ、古くからあるものの良さを再認識する。普段スマホで気軽に連絡を取り合う相手と、たまに手紙をやり取りしてみる楽しさ、のような。ひとつの物事にこだわらないということも、またひとつのこだわりなのかも。
自分が良いと思ったものを受け入れて、自分を労って…という営みをしていれば、自然と人や物にも優しく出来るのかも。
たまに本棚から取り出して読みたくなるような本。
流行や人真似も時には良いけれど、自分で考えて生きれば、それとはもっと違った自分だけのものが得られるのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生で生きいくための、工夫・コツのエッセイ。
「掃除には達成感がある。医者が言うには、
達成感というのは心の健康にとても役に立つ」
というところが、とても共感できた。 -
松浦さんの書かれていることには、だいたい共感してしまうのですが、現実には難しいこともあったり。なかにはちょっとちがうかなと思うこともあったり。読んでいると、まるで対話しているような気持ちになれます。
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お金は友だち
後味おいしい仕事
70歳をしあわせわのピークに
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読みやすい文章と内容で、どんどん読み進めることができます。
人生って、こうやって楽しくしていくんだろうなーと考えさせられた一冊でした。 -
読んでいるあいだ、心が穏やかになる本
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イモトさんが松浦弥太郎さんの本をテレビでおすすめしていたので、イモトさんがおすすめしていた本は図書館になかったけれど、別の本を借りてみた。
日々の生活の中に楽しみを見出したり、些細なことを考えてみたり、といったエピソードが書かれていた。ただ、松浦さんの日々の生活(グルメなものを食べたり、海外に出張したり)と私の日々の生活がかけ離れているためか、あまり共感したりする部分はなく、なんとなく読み進めただけになってしまった。
家庭の味はほどほどでいい、そんなに頑張らなくてよい、というお話には安心した。 -
単調でなかなかページが進まなかったが、松浦さんの本はなんか好きです。
この本は、具体的な品名や店名がたくさん紹介されていて好奇心が刺激された。 -
真似したいこと
●今日のベリーベリーグッド日記
●気になることはあれこれ悩まず、人に笑われそうなことでも思うままにやってみる
●客ぶりの良さを学ぶ(マナーよく、言葉遣いよく、相手を敬い、思いやりのある振る舞い、感謝の心を伝える)
●お隣に失礼します
●Holidayインターネットサイト
●歯と歯茎の手入れ
●全肯定の老人になる
●