- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120049941
感想・レビュー・書評
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[墨田区図書館]
図書館サイトで、「茅田砂胡」を検索していて発見した本。
どうやらデル戦の外伝3「ポーラの戴冠式」が掲載されているだけのようだが、とりあえず10巻までだしざっと目を通してみようと借りてきてみた。
初刊の1巻ではオプション的なものもあったが2巻からは本当に「ポーラの戴冠式」の話のみ。それもシーンカット(?)のように各巻ごとにちょこちょこと場面転換しながら続く。でもこの話は既に読んでいたけれど、考えてみれば読んだ当初は「~全仕事」の存在を知らなかったから、「紅蓮の夢」を読む前だったんだ!?そういう意味では今回リイの復活?を知った上でこの話が読めるのは楽しい、感慨深い!再度「紅蓮~」と続けて読んでみたくなったな。
そして、勘違いでなければこの巻でやっと初めて「近未来」の話が出て来たな。
あと、シャーロックの文字に釣られて森見登美彦の「シャーロック・ホームズの凱旋」を少し読んだけれど、、、微妙な疑似京都の地にてオリジナルをモチーフにダメダメシャーロックと嫁の尻に敷かれたワトソン像で描き出す、、、面白く感じられる人もいるだろうけれど、私にはダメだった。ちょっと後悔してしまったので、この後のBOCでは純粋に茅田さんの話だけ読むかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャーロック・ホームズの凱旋
第4話 マスグレーヴ家の儀式 後篇 -
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今回の「螺旋」では、各作品内で共通のシーンを入れる試みがなされた。各作品のストーリーは異なるので、そんな強引なことをすると、作品のバランスが崩れそうだが、プロの作家はやはり違うなと。見事に共通のシーンを挿入した。同時並行の螺旋なので可能な試みであり、さらに螺旋が固く絡み付いた感じがする。今後は自然に各作品間にはられた伏線が絡み合いつつも回収されていくと予想される。先が楽しみなプロジェクトである。