人生後半、はじめまして

著者 :
  • 中央公論新社
2.75
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本棚登録 : 138
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120051616

作品紹介・あらすじ

心や体の変化にとまどいつつも、今からできることをみつけたい。新たな出会いや意外な発見! 未知なるステージへ期待も? そんな思いを人気エッセイストがエピソードで綴ります。

感想・レビュー・書評

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  • *心や体の変化にとまどいつつも、今からできることをみつけたい。新たな出会いや意外な発見!未知なるステージへ期待が高まります*

    いつもながら、例えば職場の年配の方のよもやま話を聞いているような内容です。
    面白いと言うよりも、へえぇ50代になったらそんな風になるんですねー、ふむふむ。勉強になります!みたいな。
    レジや店先でマイペース(に見える)年配者の方にも、そんな事情があったのね・・・と納得。
    この方のエッセイはその歳にならないとわからないことを教えてくれるので、時々目を通すようにしています。

  • 数年に及ぶ介護も終わり、自由な時間も増えた著者が、体に気を配りつつ新しいことにもチャレンジする
    合う靴がなかなか見つからない、というのは中高年女性共通の悩みなのかも
    ズンバの発表会にも出て、元気なシニアライフを楽しむ姿は素敵です

  • 初老の先輩がどんな塩梅で生きているかを知りたく、タイトルで手に取りました。
    あっさりお気軽に読めます。
    ジム通いにハマったことのある人、あるいはそういう人が身近にいる人が読んだら、ニヤッとしそうなエピソードがたくさん、たまに共感、たまにほろり、たまになるほど、という感じ。
    腰が軽い初老を目指したいものです。

  • いよいよ、自分も人生半分突入。
    色々考えさせられる、お話ばかりでした。

  • 『日本経済新聞』等に掲載されていた物を加筆修正して単行本化したエッセイ集。

    1961年生まれの岸本葉子さん。
    両親を見送られ現在一人暮らしをされていらっしゃるそうです。

    人生後半と言えども、終わりに向かっていくだけではない。
    とまどいながらも、今からできることをみつけたいと言う姿勢が清々しい。

    美容医療に通ったりズンバを始めたり年齢を重ねても『はじめまして』がたくさんある事に未来へ向かっての希望が持てる。

    「周りが見えてはいるけれど」「価格か、ホスピタリティか」「移住という選択」など
    『あるある』を感じ、共感出来る大人のエッセイ集。

  • 似たような年代なので頷きながら読みました。
    自分に合う靴を探す苦労は他人事とは思えず…。
    最後の方は少し寂しい雰囲気の話が多かったけれど人生後半になったからこそ考えたり体験したりするあれこれを「はじめまして」と受け入れる姿は素敵だと思います。
    私も前向きに後半の人生を楽しんで行きたい、と思いました。

  • なんとなく手に取って、
    美容皮膚科の話を読んで、そうなんだ!!と勝手に難しいものにしてたんだ!と自分も共感して借りた本。
    普通の生活を綴ってる。
    可もなく不可もない。

  • この人の本は好きなので、否応なしに読む。
    相変わらず、規則正しく、自分を律しながら生きている…と思う。そして、笑えるわけでもない、(失礼ながら)知識を得られるわけでもない書きっぷりが、やっぱり好き。自分にないものだからか。

  • 2019 4/7

  • 心や体の変化にとまどいつつも、今からできることをみつけたい。新たな出会いや意外な発見! 未知なるステージへ期待が高まります。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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