- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120056154
作品紹介・あらすじ
八方塞がりの連載、上司からの圧、低い自己肯定感、離婚の踏ん切りどき、人生の意味……。
誰しも抱く悩みに新日本プロレス「100年に一人の逸材」棚橋弘至が向き合う。
自ら悩み、もがきながら3年間の連載で見出したプロレス的思考からの導きは――マッチョな言葉でズバリ解決? いいえ、「全力で受けとめ、そっと背中を押す」系でした。
人生いつも崖っぷち、逆境と痛みを知る46歳プロレスラーが心に沁みる名言を続出。
書籍化にともない、新たに同世代ミドルたちの不安への「神」回答も。
感想・レビュー・書評
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私はプロレスは荒々しくて怖いけど、棚橋さんは不思議と気になる。
筋骨隆々の美しい肉体、いつも素敵な笑顔、話が面白くて、自分で「100年に一人の逸材」と言っても全く嫌みじゃなく、テレビで見かけるといつもしっかり見てしまう。
色々な相談に対して、まず聞いて(読んで)受け止めているのが素敵。
相談によっては何度も読み返してから、相談者の悩みを理解し、受け止めたよという意思表示しているのが素晴らしい!
その後で、棚橋さんなりの回答があり、その回答も「~すべき」「~したほうがいい」ではなくて、そっと背中を押してあげるものばかり。優しい。
棚橋さんが立派な大胸筋を持った弥勒菩薩に見えてくる。すっかりファンになった。
本文中の名言
「人の喜びを自分の喜びに」
「勝つときは派手に、負けるときも派手に負ける」
「僕は悔しい気持ちをいったん自分の中の引き出しにしまいます。それで額の前でくるくるっと人差し指を回して「わーすれろ」っておまじないを唱えたら、もうそのことは考えない。すぱっと日常に戻ります。そして次にその憎っくき相手と対戦するとき、悔しさの入った引き出しをぶわっと全開にして「コノヤローッ」と、全力でぶつかっていく」
「何もなかった日は僕を見てください。なんか馬鹿やってますから」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
P.126の悩みの回答が泣ける。背中を押してくれる文章。
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タナは優しいな~と思いました。みんなに愛される理由が、この本の回答を読んでいるとわかるような気がします。
女性誌のお悩み相談欄が元になっているようなので、タナファンの男性に読んでもらって、女性のものの考え方の勉強に使っていただくといい感じの本かなと思いました。 -
八方塞がりの恋愛、上司からの圧、くよくよ迷う自分……誰しも抱える悩みに新日本プロレス「100年に一人の逸材」が全力で答える