宦官: 側近政治の構造 (中公新書 7)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121000071

感想・レビュー・書評

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  • 世界史の教科書にさらりと出てきてなんとなくそのまま詳しいことは知らないままであったので、読んでみたら、結構政治に根深く関係していたのだなと云うことがわかった。だけれども、新書と云ふものは、教科書と違い、著者の思ったことがバンバン書かれるから、実際はどうだったかわわからない。でもまあ、歴史のこんな見方もあるんだなと思った。

  • 日本やヨーロッパにはない宦官制度。中国やトルコ、アラビヤには存在した宦官制度は、征服した異民族を去勢することから始まったらしいが、明の時代には皇帝の身の回りの世話をすることにより富と権力を手に入れることが出来ると水から志願するものが絶えなかったという。清朝の滅亡によって消滅した宦官制度だが、本には宦官の写真が載せてあり、これが何ともいえない雰囲気を出していて印象深い。

  • 男でも女でもないと、「人間らしさ」が醜いほどに出てくる。
    明清王朝のシステムの素晴らしさに感動。
    宦官と皇帝、後宮のさまざまなエピソードも興味深かった。

  • 【和光】222.004//30

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